タレント上沼恵美子(69)が11日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で、人気俳優のとっさの行動に称賛を送った。
上沼はこの日の朝を振り返り、「テレビつけた途端にね、フジテレビ。若い女の子が倒れてん」と切り出した。
フジテレビの小室瑛莉子アナウンサーが、この日放送の情報番組「めざまし8(エイト)」生出演中に、貧血のため倒れ込むひと幕があった。突然「ガタッ」という物音とともに、ふらつく場面が映し出された。隣にいたMCで俳優の谷原章介が慌てて「大丈夫?」と支え、小室アナは「すみません」と言いつつゆっくり倒れ込んだ。
画面は切り替わり、ふるさと納税の話題に。小室アナは放送終了まで姿を見せず、岸本理沙アナが進行を代わった。
上沼は偶然これを目撃したといい、「貧血やと思うけど、ふるさと納税の話題になっても(小室アナのことが)気になってねえ」と気遣った。さらに、その時の様子について、「谷原さんすごいなあと思う。おしゃべりになっていながら、彼女が倒れていくのが見えたんやな。あ!と抱きかかえる感じやってん」と回想した。
「谷原さんは最高の人柄やで。一瞬のことやから、素が出たわけよ。何度もご一緒させていただきましたけど、ルックス最高!でも男前だけじゃないのよ。素晴らしいなあと思った。スマートに助けはった。また好きになったわ」と改めて、とっさの対応を絶賛。「見習いなさい!」とスタジオの男性陣に説いた。「でも、どないしはったんやろう…ものすごい気になるわ」と、小室アナの体調も心配していた。
なお、「めざまし8」エンディングで谷原は「小室アナは貧血のためただいま離席しております。今は落ち着いておりますのでご安心ください。皆様ご心配おかけしました」と報告した。