俳優・菅田将暉(31)の弟で、アーティストとして活躍する「こっちのけんと」(28)が10日深夜放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(日曜深夜0・30)にゲスト出演。意外な前職を明かした。
こっちのけんとは5月にリリースした「はいよろこんで」がTikTokで人気に火が付くと、ビルボードジャパン新人チャート「Heatseekers Songs」で週間1位を記録。YouTubeではミュージックビデオが1億2600万回以上再生されている(11日現在)など爆発的人気を誇っている。
意外にも歌手になる前はサラリーマンだった。コンサルタントだった父に憧れ、大学卒業後コンサル会社に勤務。当時すでに兄・菅田将暉は俳優として活躍していた。
「コンサルって職業柄、自分のやったことって社外秘というか。家族にも言っちゃいけない情報もあるから、自分の頑張った功績みたいなものを家族に伝えられなかった」と回想。「そんななか、兄って、頑張れば頑張るほど世の中にいい作品が残って、家族もそれ見て、おじいちゃんおばあちゃんもそれ見て褒めて玄関に飾ったりっていうのを目の当たりにして」と兄の仕事内容と自身を比べて悩んでいたという。そして「“うわ、俺の仕事、家族には届いてない”って思ってそこで(仕事を)1回辞めちゃって」と葛藤の末、退職。
当時を振り返り「仮に兄が菅田将暉じゃなかった場合、家族に対してどう思ってるかなみたいな考えたんですけど、多分変わらなくて」と偉大な兄を持つがゆえの苦悩ではなかったと分析。「結局は兄とか他の家族と比べてプレッシャー、試練になって“自分のやりたいことやっていこう”っていう人間にはなっていたので」と語った。