今季に国内フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハム・石井一成内野手(30)が11日、権利を行使せずにチームに残留することを表明した。
エスコンフィールドで会見を開き「契約更改を行い、(FA宣言を)せずに単年で残留することにしました。お世話になった球団ですし、そこで活躍できていない悔しさがあったので、活躍したいと思って残留を決めました。単年で勝負していきたい思いです」と話した。
他球団との交渉についても「もちろん考えた」としたが、「北海道のために頑張りたい気持ちが強くなって決めました」と思いを明かした。8年目の今季は68試合に出場して打率・234、4本塁打、18打点をマーク。「来年は日本一になって新庄監督をエスコンで胴上げしたい」とも語った。
シーズン終了後から残留を前提に球団と話し合いを重ね「評価してもらえているのでうれしい。育ててもらった球団なので、それ(残留)でいければ一番いい。(10日までの秋季)キャンプの終わりまでには結果が出ると思う」と話していた。