ロッテの田中晴也投手が“ポスト朗希”に名乗りを上げた。ZOZOマリンでの秋季練習に参加中の20歳の右腕は佐々木朗希投手がポスティングシステムでのメジャー挑戦を球団から容認されたことについて、「朗希さんっていう、すごい大きな先発の軸となる投手がいなくなるっていうのはありますけど、その分、自分にはチャンスだと思ってますし、しっかり自分をアピールして、1年間チームに貢献できたらいいなと思ってます」と力を込めた。
この日はブルペン入りし、約50球を投げ込んだ。テーマは最速155キロの直球の再確認、課題としているクイックモーション、そして新球チェンジアップ。いろいろと試行錯誤を繰り返し、「良くしていこう、新しくしていこうっていう考えでやっている中で、良くなってきてるというか、徐々に理想に近い形にはなってきてるかなと思います」と手応えを口にした。
高卒2年目の今季は1軍デビューを果たし、4試合に登板して1勝1敗、防御率1・80。「今年1軍を経験させてもらって来年は勝負の年というか、自分にとって分岐点になる1年だと思う」と3年目となる来季に目を向けた。