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DeNA三浦監督 改めて日本一は「これだけいいものなのかと」南場オーナー「今まで生きてきて一番幸せ」

スポニチアネックス 2024年11月11日 17時1分

 26年ぶり日本一を達成したプロ野球DeNAの三浦大輔監督(50)と南場智子オーナー(62)が11日、東京都内の日本記者クラブで会見し、シーズン3位から下克上で球団の親会社が代わった2011年12月以来初となる日本シリーズ制覇を成し遂げた今季について語った。

 2015年に球界初の女性オーナーとなった南場氏は、就任10年目の歓喜を本拠・横浜スタジアムのグラウンドで三浦監督や選手たちとともに味わい、その後に行われた祝勝会では、三浦監督から豪快にビールをかけられ日本一の美酒の味に酔いしれた。

 悲願の瞬間を振り返った南場オーナーは「今まで生きてきて一番幸せだと感じました。私は応援していただけですが、本当にうれしかったです。監督、コーチ、選手とともにトレーナー、データ班、栄養系…そして球団スタッフが凄まじく頑張った結果。そして、26年お待たせしたファンの皆さま、ずっと支えてくれた全ての人に感謝したい」と、92年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子さんの“名言”を引用しながら笑顔で語った。また、初めてのビールかけにも参加し「うれしい気持ちがはじけて。その気持ちをみんなと共有できたのはとてもありがたいことでした。ゴーグルをしてなかったので目に染みて。結構(瓶を)振らないと飛ばないものなのか…とかたくさんのことを学ばせてもらいました」とうれしそうにほほ笑んだ。

 スーツ姿の三浦監督は「ホッとした気持ちと、うれしい気持ちが込み上げてきました」と改めて日本シリーズ優勝というタイトルをつかんだ素直な思いを語り、「1998年に選手として経験したが、その後はもう一度という思いはありましたが達成することができず、監督として今回タイトルを獲ることができ、これだけいいものなのかと感じましたね」と笑顔を見せた。

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