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田崎史郎氏 不倫報道の国民・玉木代表に苦言「何も処罰もないわけですよね」「自民党なら即刻アウト」

スポニチアネックス 2024年11月11日 21時23分

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が不倫疑惑を報じられたことを受けて自身の見解を語った。

 玉木氏はこの日、「高松市観光大使」を務めるタレントの小泉みゆき(39)とホテルで密会していた疑惑などを、一部週刊誌のネットサイトに報じられていた。報道を受けてこの日、会見を開き謝罪。同時に「しっかり仕事で返したい」と、議員辞職は否定した。榛葉賀津也幹事長は代表続投を支持した。この日行われた衆院の首相指名選挙では、28人の議員全員が玉木氏に投票したが、決選投票には進めなかった。

 党へのダメージについて、田崎氏は「今ひとつ読み切れないところはある」と明言を避けた。

 11日時点で玉木氏への処分はない。「判断の問題で、国民民主党が代表の続投を皆さんで支持した、代表も辞めなかったというのは一つの選択肢だとは思う」。党の判断に理解を示しつつも、「(印象が)残るのは残って、政党の代表が選挙終わった直後も含めて、不倫しているというのはかなり脇が甘いし、何も処罰もないわけですよね。これでいいんだろうかと疑問は残ります」と苦言を呈した。また「自民党の閣僚が同じことをやっていたら、即刻アウトだろうと思います」とし、与党の自民党と、野党政党との風当たりの違いにも触れた。

 さらに「今後そういう閣僚が出ても、国民民主党は厳しいことを言えないんじゃないかという不安もある」と指摘し、「判断自体、否定するものじゃないし、そうだろうなと思いますけど、疑問は残る」と、ふに落ちない部分を口にした。

 追及の声の弱体化を懸念する田崎氏の声に、国民の古川元久国対委員長は「そんなことはないです」と断言。「あくまでプライベートな問題ですので、政治資金の問題とかではないですので」とし、「本人がしっかり謝罪もして、ちゃんとやってもらわなきゃいけない」と、玉木氏に反省を促した。

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