石破茂首相(67)は11日、国会で第103代首相に指名されたことを受けて新内閣を発足させた。恒例の首相官邸で撮影した閣僚の記念写真が再び話題を呼んだ。
衆院選を受けた特別国会が11日に召集され、首相指名選挙が行われた。与党が過半数を割り込む中、衆院本会議では石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票にもつれ込み、石破氏が第103代首相に選出された。
10月1日に第1次石破内閣が発足した際には、恒例の首相官邸で撮影された閣僚の集合写真が話題になった。石破首相の着こなしの“だらしなさ”を指摘する声が殺到。コールパンツの裾はあまって“腰パン”状態に見え、モーニングコートの下のベストの下部は、「見ようによっては素肌に見える」「おなかが見えちゃってる」「“だらし内閣”だ」の声が上がるなど“酷評”された。これを受け林芳正官房長官は7日の記者会見で、1日に撮影した集合写真に関し、一部修正して官邸HPに掲載したと明らかにしていた。
今回の第2次石破内閣で撮影された集合写真では、石破首相のコールパンツの裾はサイズぴったりで、センタープレスもきっちりと入っている。モーニングコートの中心が若干ずれているものの、前回の反省を生かした様子が見て取れた。
ネット上では「みんな前回のことがあってかベストとシャツ、ちゃんとしてた(笑)」「石破さん写真撮るときの顔が悪すぎる」「写真撮り直したかったから解散した説」「記念撮影の時は流石に寝ずに起きてるんですね」などの声が上がっていた。