DeNAは12日、佐野恵太外野手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると発表した。
佐野は球団を通じ「2016年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから指名をしていただいて、自分のプロ野球人生はスタートしました。指名待ちをしていたあの時の長く、苦しく、悔しい時間は今も自分の原動力となっています」。
「ドラフト会議で指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした」。
「ファンの皆さまと一緒に勝利を分かち合えるようチームの為に頑張っていきたいと思います!」とコメントした。
同選手はプロ8年目の今季はレギューラシーズン139試合、打率・273、8本塁打、62打点をマーク。ポストシーズンでも26年ぶり日本一達成に貢献した。
20年に首位打者、22年に最多安打のタイトルを獲得した「安打製造機」について、三浦監督はこの日「(リーグ)優勝に必要な選手。残ってほしい」とラブコールも送っていた。