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FA宣言の阪神・原口一問一答「もっとゲームに出て、スタメンで勝負したいというのが強かった」

スポニチアネックス 2024年11月12日 11時42分

 阪神は12日、原口文仁内野手(32)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する意向を表明し、そのための書類を球団に提出したと発表した。

 原口は今季、代打として主に出場し52試合で打率・241、2本塁打、9打点。19年1月には大腸がんを公表し、治療しながらプレーを続け、24年1月に完治を報告した。

 西宮市内で報道陣に対応した原口は「権利を行使することに決めた。一番はもっとゲームに出て、スタメンで勝負したいというのが強かった」と残りのプロ野球人生で、新しい環境で勝負したい思いを口にした。以下は一問一答。

 「今回FA権の方を行使させていただきます。それをみなさまにご報告いたします」

 ――決断の決め手は。

 「一番はやっぱりもっとゲームに出たい、スタメンから勝負したいという気持ちが強かったので、一番はそういうところですね」

 ――球団からは。

 「いろいろな話をしていただきましたし、残ってほしいということも言われました」

 ――阪神タイガースという球団については。

 「15年目が今年で終わったんですけど、球団関係者の皆さまだったり、いままで携わっていただいた監督、コーチ、スタッフのみなさま、本当に感謝の気持ちで、本当にいっぱいなので、皆さんへの気持ちは言い表せないくらいたくさんあります」

 ――家族への相談は。

 「しっかりまずは一人で考えてから、こういう方向でいきたいと家族には伝えて、自分を尊重してくれて、ついていくという言葉をかけてもらったので、ありがたいなと思います」

 ――FA行使で今の気持ちとして大きいのは。

 「そうですね。まだ感情としてはちょっとね、はっきりしたものはないんで、ちょっと自分でも表現するのが難しい心境かなと思います」

 ――目が充血しているのは寝不足からか。

 「それはないと思うんですけど、練習とかは続けているので、それもあるのかなと思います」

 ――ファンは残って欲しいと思っているが、最後にひとこと。

 「そうですね。まだ何も決まったわけではないので、みなさんにというのは難しいですけど、決まったときにはまたみなさんに発表してね、言葉をみなさんに届けたいという気持ちです」

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