がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が12日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)にリモート出演。不倫スキャンダルが発覚した国民民主党の玉木雄一郎代表(55)についてコメントした。
玉木氏は11日、「高松市観光大使」を務めるタレントの小泉みゆき(39)とホテルで密会していた疑惑などを、一部週刊誌のネットサイトに報じられていた。報道を受けて、国会内で会見し「おおむね事実」と認め謝罪。同時に「しっかり仕事で返したい」と、議員辞職は否定した。
これについて森永氏は「私はやっぱりやったなっていうのが、当初の感想でした」と明言。「財務省に逆らうと、必ずこういう目に遭うんですよ。財務省が玉木さんをつぶしに行ったんですね」と言い切った。
「それで税務調査が入ったりですね、スキャンダルを公にされたりって必ずやってくるんですよ。で、スキャンダルのなかった安倍元総理の場合は嫁が天真らんまんだったんで、嫁をやりに行ったんですね」と言い、「つまり財務省に歯向かうやつは必ずつぶしに来るんですよ」と解説した。
玉木氏の脇が甘かっただけではないかと指摘されると、「そこは脇が甘かったんですけど、実際に不倫を始めたのは7、8年前って言われてて。そこをつつかれるのは分かってたんですね」と森永氏。「で玉木さんは財務省がどう出て来るかっていうのも分かってるから、おそらくですね、水面下で家族、および国民民主の中でやられたらどう対応するかっていうのは全部シナリオ決めてたんだと思います」とし、「だから瞬時に正確な対応ができて被害を最小化できた」と推察した。
対策を練るなら不倫をやめればいいとの意見も出たが「いやいや、もう7、8年前にやっちゃってたから、そこから歴史を塗り替えることはできないわけですよ」と強調した。