広島は12日、九里亜蓮投手(33)がFA権を行使すると発表した。昨季に海外FA権を取得していた。
九里は8年連続で20試合、100イニング超の登板を重ねるなど故障知らずの鉄腕。DeNAなど複数の国内球団が興味を示しているとみられ、メジャー挑戦を含めて去就が注目される。
九里は亜大から13年ドラフト2位指名で広島入団。通算260試合に塗板し、21年の最多勝など通算71勝を挙げている。国内FA権を取得した21年は権利を行使せず、3年契約で残留していた。
今季は自身初の開幕投手を務めるなど23試合に登板。7勝10敗で防御率3.21だった。