テクノポップユニット「Perfume」が12日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。寮生活を振り返った。
広島出身の3人は小学生時代に「アクターズスクール広島」の第1期生として出会い、ユニットを結成。司会の黒柳徹子が「中学3年生になる時に上京して、事務所の寮に入って。3人共そうだったの？」と尋ねると、3人そろって「はい」とうなずいた。
それでホームシックにならなかったと言われると、かしゆかは「それもありますね。あとは事務所の寮が女子寮だったんですけど、先輩のお姉さん方がたくさん一緒に寮生活をしてたので、とてもにぎやかで。みんなで切磋琢磨（せっさたくま）してるっていう感じがありました」と笑顔。
3人は仲良くしていたのかとの問いにもあ～ちゃんは「そうですね。部屋も近かったですし、あと学校も同じだったんで、学校も家も仕事も全部一緒って感じで」と回答。かしゆかは「クラスだけは別でした」と続けた。
寮の先輩については「芸能界の活動っていうものが全く分からない状況で東京に住むことになったので、ツアーを回る時ってどういうことをしたらいいんだろうとか、テレビ番組の時の姿勢とか、スタッフさんに対するあいさつの仕方とかそういうのを、わざわざいちいち教えてくれるわけではないけど、姿で示してくれたっていうのがとてもカッコよくて。ああいう人になりたいなっていう気持ちに自然になれました」と感謝した。
あ～ちゃんは「楽しい人たちばっかりでしたね。いろんな地方から引き抜かれて、精鋭隊みたいな。見た目も凄く奇麗で可愛くってっていう先輩なんですけど、誰も偉ぶってる人はいなくて。誰もてんぐになってる人とかもおらんかったんですよ。ほんまに感動して、こういう人らになりたいって憧れをもらったというか」と語ると、「なので事務所の先輩には本当に、めちゃくちゃ恵まれましたね」としみじみと話した。
かしゆかが「本当に恵まれてましたね人に」と話せば、あ～ちゃんは「でも楽しかったですね。東京ってキラキラして」と声を弾ませた。「カフェに行くにも1回500円もするんじゃあって、毎日毎日お金がかかることばっかりで、電車に乗るのももったいないけん、歩いて帰ってましたね何駅も」と懐かしんだ。
その帰りには「薬局寄って1円でも安いシャンプー買って。先輩たちにカフェに誘われたら行かにゃいかんけん、なけなしの500円出して、シャリシャリのジュース飲んでました」とも話すと、「あの味は忘れられないですね」と目を細めた。