第52回三井ゴールデン・グラブ賞の受賞選手が12日に発表され、セ・リーグの遊撃手部門で、広島・矢野雅哉内野手(24)が初受賞した。
亜大からドラフト4位で4年目の今季はキャリアハイの137試合に出場。開幕直後こそ守備固め、代走での途中出場が多かったが、4月に入るとほぼレギュラーを確保。驚異的な守備範囲と強肩で、遊撃手の定位置を獲ると、師匠でもある二塁手・菊池との忍者守備でファンを楽しませた。
矢野の得票数は「218票」で、2年連続受賞を狙った2位のヤクルト・長岡の「67票」を圧倒した。
3位には巨人・門脇「5票」、4位に阪神・木浪「3票」、5位に中日・村松「2票」。該当者なしも「3票」あった。