◇東京六大学野球秋季リーグ優勝決定戦 早大4-0明大(2024年11月12日 神宮)
東京六大学野球秋季リーグ戦は12日、神宮で優勝決定戦が行われ、早大が明大を4-0で下して2季連続の優勝を飾った。リーグ最多記録を更新する48度目の制覇となった。
両大学による優勝決定戦は1948年以来76年ぶり。
早大は来秋ドラフト候補右腕・伊藤樹投手(3年=仙台育英)の投球が冴え渡った。ストレート、カットボール、スプリット、カーブを印出太一捕手(4年=中京大中京)の構えるミットにズバズバ決めていく。楽天ドラフト1位の明大・宗山塁主将(4年=広陵)を無安打に抑え込むなど3安打完封の快投だった。
打線もチャンスを逃さず2回に先制すると5回に決定的な3点を挙げ、伊藤樹を援護。小宮山悟監督もベンチで余裕の表情で見守った。最後は飯森太慈(4年=佼成学園)を三振に仕留めマウンドで歓喜の輪が広がった。