日本ラグビー協会は12日、欧州遠征中の男子15人制日本代表に、23年W杯代表のFWベン・ガンター(27=埼玉)を追加招集すると発表した。ガンターの代表活動参加は今年6月の宮崎合宿以来。16日のウルグアイ戦(フランス・シャンベリー)に出場すれば、昨年9月のイタリア戦以来となる。
日本代表は「リポビタンDツアー2024」初戦のフランス戦(9日、サンドニ)で12―52と大敗。この試合に途中出場したNo・8テビタ・タタフ(ボルドー)が負傷交代しており、同じFW第3列のガンターが追加招集されることになった。
ガンターは昨季のリーグワンでは故障離脱期間が長く、出場はプレーオフ2試合を含む8試合に留まった。春の代表活動でもコンディション不良で早々に離脱したが、12月下旬開幕の新シーズンに向けては状態が上がっており、11月4日の埼玉―レッズ戦には先発出場。出色のパフォーマンスを見せており、ロビー・ディーンズ監督も「代表で誰かが欠ければ、(追加招集の)電話が掛かってくるのでは」と話していた。