元巨人投手の定岡正二氏(67)が11日放送の日本テレビ「しゃべくり007」(月曜後9・00)に出演。テレビのルールを変えたなど、数々の伝説を振り返った。
定岡氏は鹿児島実で2年、3年の夏に甲子園出場。エースとして原辰徳氏を擁する東海大相模と死闘を演じるなど実力はもちろん、甘いマスクで甲子園の元祖アイドルとなった。巨人にドラフト1位入団で人気は拍車がかかった。
原辰徳と対戦した延長15回の死闘では、テレビのルールを変えたことを激白。「NHKって19時で(放送が)終わりなんですよ。でも、(放送延長の)電話が殺到しちゃって、それから(NHK)教育テレビで延長ができた」と説明。
現在では当たり前のように行われている放送の切り替えの“生みの親”であることを明かし、「それのきっかけの人」と語った。スタジオから驚きの声が上がると、「なんかうれしいな、こんなことで」と満面の笑みを見せた。
ほかにも、「宛名が鹿児島県 定岡正二様だけで手紙が届く」「ファンが自宅に観光バスで来る」「人気が凄すぎて橋ができた」など今では考えられない数々の伝説が紹介された。