サッカー日本代表は12日、W杯最終予選のインドネシア戦(15日、ジャカルタ)に向け、全選手が合流し、現地で練習を行った。DF橋岡大樹(25=ルートン)は3バックの一角に入って調整。DF陣で負傷者が相次ぐ中、ポリバレントな活躍でチームを救う。
橋岡はどのポジションに入っても覚悟はできている。現在のDF陣は谷口、冨安らが負傷で不在のため、センターバック起用も想定される。近年の主戦場は右サイドバックながら所属のルートンで今季2試合、代表でも6月のW杯2次予選ミャンマー戦で3バックの右でプレーしており「どのポジションで出るか分からないが、常に出るんだぞという気持ちで準備してる」と頼もしい。
7月のプレシーズンマッチで左ふくらはぎを負傷し戦線離脱を余儀なくされたが、10月に実戦復帰。右ウイングバックとして空中戦やシュートブロックで存在感を発揮していた。今回の最終予選では初招集となったが、負傷組が復帰した際のポジション争いも見据え「どうやってアピールできるかが大事」と決意を示した。