サッカー元日本代表の中沢佑二氏(46)が13日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。サッカー界のレジェンドを激怒させた過去を明かした。
この日はサッカー元日本代表の松井大輔氏とそろって登場。番組では2人が選ぶ“クセ強JAPANベスト11”を紹介し、FWにはキングカズこと元日本代表FW三浦知良(JFLアトレチコ鈴鹿)の名前が挙がった。
中沢氏は「普段から気を使われてますよね。人に見られてる時はスーツを着て、ピシッと。決めてやっていくのもそうなんですけど、僕が知ってる限りメディアさんがいなくてもクラブハウス内でもスーツで行動する」と証言。「同僚から見られてもいいように、常に着こなしとか、洋服に関してはこだわりがあるんじゃないかな」と続けた。
さらに「そんなカズさんカッコいいワケじゃないですか」と語ると、自身がプロになる前の読売日本サッカークラブ(現東京V)の練習生だった1998年に三浦を激怒させたことがあったという。
「僕はプロになりたいから、アピールしたい、ちょっとトガってたんで」とスタメンで調整組のチームとサブのチームで紅白戦が行われたが、「ぼくはサブの監督からカズを削れと、“カズを削れば、きょう社長も強化部の偉い人もみんな見に来てるから、凄い若手がいるぞってアピールになるぞって行って来い”って言われて。“分かりました!”って」と勇んで試合に臨んだという。
そうして試合で「ガチャガチャガチャって削ったら、カズさんにめちゃくちゃ怒られて」と中沢氏。「髪の毛グワーッてつかまれて、“何してんだよ!”って怒られて」と話したものの、「僕もトガってたんで、“カズさん、ブラジルだったら当たり前じゃないですか!”みたいに言ったら余計に髪の毛つかまれて。“おい!”ってもう一段階ぐらい上げられて」と苦笑した。
その後は「いろんなスタッフが“まあまあ、中澤、お前が悪い”と」仲裁されたとし、「カズさんは調整なんですよ。僕は調整なんて関係ないから。アピールしなきゃいけないから、アピールしないとその先がなくなっちゃうんで。そこでカズさんとちょっともめたっていうのは」と振り返った。
松井が「そこでカズさんは最後バラを持って来たんですよね」とボケてみせると、中澤氏は「小バラを1本持って…なわけないやろ!」とツッコミ返していた。