サッカーの26年W杯北中米大会アジア最終予選で15日に日本と対戦するインドネシア代表に、コペンハーゲン(デンマーク)のDFケビン・ダイクス(28)が合流したと複数の地元メディアが12日に伝えた。年代別オランダ代表の経験がある同選手は8日にインドネシア国籍を取得。11日にはインドネシア・サッカー連盟によって代表変更の手続きが完了したことが報じられた。
12日に現地入りして早速、日本戦に向けた合宿に参加したダイクスは申台竜(シン・テヨン)監督やチームメート、サポーターの歓迎を受け「金曜日(15日)にみんなと会うのが待ち切れないよ。とても興奮している」と語ったという。最終ラインでDFヒルハース(トウェンテ)が太腿裏負傷と報じられ、穴埋めが期待される中で指揮官はダイクスに関し、地元メディアに対して「心配しないで。彼は100%出場するから」と起用を明言した。
ダイクスは今季コペンハーゲンで公式戦25試合に出場してDFながらPKキッカーを任され、全てPKで7得点を挙げ、2アシストも記録している。