タレント・スマイリーキクチ(52)が13日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、お笑い芸人から転職した理由についてつづった。
キクチはかつて、ある殺人事件に関係したという事実無根のデマによりネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けた。そして09年には男女7人が名誉毀損(きそん)容疑などで書類送検された。
11年にはその経験をつづった著書「突然、僕は殺人犯にされた―ネット中傷被害を受けた10年間」を出版。17年にはブログで殺害予告を受けたことでテレビ番組の生放送を取りやめたこともあった。現在はネットトラブル対処法などの講演活動を行っている 。
そして今月13日には「誹謗中傷の事件で自分では身の潔白を晴らした。で、お笑いができるかというと実際には厳しい」と吐露。
「何か発言すれば揚げ足をとられて『こんなこと言うから中傷される』と勘違いした人らは他の被害者にも“本人に問題があったんじゃないの”と邪推する。中傷の被害者に迷惑をかけるのは嫌だから仕事を変えた」と芸人活動をやめた理由についてつづっていた。