サッカー日本代表は13日、W杯アジア最終予選インドネシア戦(15日、ジャカルタ)に向けて現地で調整した。
練習後に取材対応したMF鎌田大地(28=クリスタルパレス)は所属のクリスタルパレスで臨んだ9日のフラム戦において、受けたとされる人種差別被害について初めて言及した。自身は気付かなかったといい、その上で、クラブが人種差別を一切容認しないという声明を発信したことに賛同した。
9日のリーグ・フラム戦で退場処分を受けてピッチを去る際に差別を受けたとされる。「移動している時にちょうど電話が掛かってきて言われたんですけど、僕自身は何も知らなかったし、聞いてもいない」という。クラブからの聞き取り調査にも「何も聞いていない」と答えた。
その一方で「ただプレミアリーグ自体が人種差別に対して、反対の意向は示している。そういうのは良くないと思います」と差別を容認しない姿勢に賛同。「今まで僕たち選手はピッチに入ったら散々言われてきている」とも付け加えた。