今季までダイヤモンドバックスで投手コーチを務めたブレント・ストロム氏(76)が来季からパイレーツの投手コーチ補佐に就任すると13日(日本時間14日)、パイレーツの地元メディア「ピッツバーグ・ポストガゼット」が報じた。
同メディアは現在76歳のストロム氏を「野球界最高の投手コーチの一人」として紹介。14年から21年までアストロズで投手コーチを務め、17年のワールドシリーズ制覇に尽力したことやMLB最年長の現役投手コーチでありながら、アナリティクスを積極的に取り入れ、ダラス・カイケルは15年に、ジャスティン・バーランダーは19年に同氏の指導の下、サイ・ヤング賞を受賞した。
パイレーツには今季11勝を挙げ、新人王の最有力候補となっているスキーンズらが在籍しており、名伯楽の下でさらなる飛躍に期待がかかる。
ストロム氏は18年の日米野球でMLB選抜の投手コーチも務めた。