◇NBA レイカーズ128ー123グリズリーズ(2024年11月13日 クリプト・ドットコム・アリーナ)
レイカーズの八村塁(26)は13日(日本時間14日)の本拠地グリズリーズ戦に先発出場。前半から3Pシュートを決めるなど19得点7リバウンド3アシストの活躍。チームも“エース”レブロン・ジェームズがNBA最年長となる3戦連続トリプルダブルの大活躍で3連勝。本拠地6連勝を飾った。
10日(日本時間11日)の本拠地ラプターズ戦で先発出場。前半に豪快ダンクなど得点を挙げたが後半無得点。最終クオーターはブロックを決めて守備で貢献したが、今季最少の4得点に終わった。シュートは11本試投でわずか2本の成功。フィールドゴール成功率は18.2%と低迷した。3Pシュートは5本試投で全て失敗だった。
ここ5試合、ひとケタ得点と不調が続いていた八村。しかしこの試合でその鬱憤(うっぷん)を晴らした。第1Q残り11分22秒に左コーナーからチーム初得点となる3Pシュートを決めた。残り7分22秒でレブロンのバックビハインドパスを受けて、右ウイング付近からこの日2本目の3Pシュートを決めた。残り3分46秒にはフリースロー付近から得意にプルアップジャンプシュートを沈めた。残り2分36秒で一旦ベンチに下がった。
第2Qはベンチスタートながらも残り11分4秒から途中出場。残り9分50秒に右コーナーからドライブインでパワフルなダンクを叩き込んだ。残り9分16秒には相手の反則を誘ってフリースロー2本をしっかり決めきった。残り3分29秒でベンチに下がった。
第3Qもスタートから出場。残り5分37秒に右ウイングからドライブインでレイアップシュートを決めて後半初得点を記録した。
最終クオーターはベンチスタート。残り6分48秒からコートに立った。残り2分23秒で右ウイング付近からこの日3本目となる3Pシュートを沈めた。
この試合は35分47秒出場で19得点7リバウンド3アシストをマーク。シュートは7本試投で6本成功。フィールドゴール成功率は85.7%と高確率の数字を残した。3Pシュートも4本試投で3本成功。勝負所で決めるなど3P成功率は75%だった。
チームはレブロンが35得点12リバウンド14アシストと3戦連続トリプルダブル達成。NBA最年長の3戦連続トリプルダブル選手となった。そしてアンソニー・デイビスも21得点14リバウンドのダブルダブルや新人のダルトン・コネクトがミスなく3Pシュートを決めるなど勝利に貢献して3連勝。本拠地では無傷の6連勝となった。