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東国原英夫氏 政務官就任の生稲晃子氏への“意気込み”質問に疑問符「ないんですよ」「とんちんかん」

スポニチアネックス 2024年11月14日 15時17分

 元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(67)が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、タレント議員の政務官起用にコメントした。

 第2次石破茂内閣では、元おニャン子クラブの生稲晃子参院議員(56)が外務政務官に、元SPEEDの今井絵理子参院議員(41)が内閣府政務官兼復興政務官に、それぞれ就任した。

 政務官は大臣からの指示や要望に応じ、政策調査や情報収集などを行う重要ポスト。東国原氏は「天皇からの認証はないんですよ」と解説した。また「全体の秘書的な役割ではなくて、特定の政策について、これ調べて下さいみたいな補佐的な立場ですね。これ、勉強の場ですよ」と付け加えた。

 当選1、2回の議員が就くことが多く、東国原氏は「今回は女性を登用したいと。勉強のためにこの人たちを伸ばしていきたいという意図、そして裏金の(議員を排除する)問題等々だと思います」と、2人の起用理由を推測した。

 参院は元タカラジェンヌで参院議長も務めた扇千景さん、元女優の山東昭子参院議員ら、女性タレントが長く議員を務めるケースがある。東国原氏は「扇千景さん、山東昭子さん、三原じゅん子、おニャン子かSPEED…。女性の縦のバトンタッチみたいなのがあるんじゃないかと思って」と指摘。「僕は山東昭子さんの推薦じゃないかなとは思っています」と、自身の見解を語った。

 起用理由について林芳正官房長官は「本人の手腕、経験などを総合的に勘案した」と説明している。力を入れていきたい分野について聞かれた生稲氏は「それはもうこれから頑張って参りますので」と述べるにとどまった。これについて東国原氏は、「“何に力を入れたいですか?”って(聞かれても)、ないんですよ。外務政務官だったら、外務大臣から下りてくる特別な政策について調べるわけです。“何をやりたいんですか?”って、あのインタビューはちょっと…とんちんかんなインタビューだったなと思います。生稲さんだって、答えようがないです」と、記者団の質問に首をかしげた。

 また生稲氏が参院選前後に報道陣のインタビューを拒否していたことについても言及。「あれ、もの凄くバッシングされた」としながらも、「当選してすぐ明確な目標というのはなきゃいけないんでしょうけど、今後勉強しますというのも一つのい方、あり方だと僕は思うんですけどね」と自身の考えを語った。

 これまで外交に関わる実績がほとんど聞かれない生稲氏の就任についても、「全然いいですね。見地、見聞、研さんを広めなさいと」と問題なしとの認識を示した。

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