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10万人に1人の難病・間瀬翔太「子供ほしい」願望も…遺伝に悩み「見えない牢獄に捕えられている感覚」

スポニチアネックス 2024年11月14日 16時25分

 10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていると19年に公表した俳優の間瀬翔太(38)が、14日までに自身のブログを更新。「遺伝の悩み」を打ち明けた。

 「遺伝の悩み。」と題するブログで「つい最近、また病院で年に2回の経過観察MRI撮影がありました」と、経過観察のための検査を受けたことを報告した間瀬。「話は変わってしまいますが、最近新しい映画撮影で子役ちゃんと仲良くなったり、看護学校で保育園に行ったり、子供と関わる事が凄く多いんですよね」と、子供について切り出した。

 「あまりブログでは書いた事が無いかもしれませんが、僕は小さい頃から子供が大好きで、どんな撮影でも子供と関わると周りに子供達が沢山集まってくる事件が起きるんですよね。笑」といい、「僕ももう今年38才になる訳で。素直に子供が居たら嬉しいなぁとは思ったりするんですよね。(その前に奥さんを探しなさいとか言う話は無しです!笑)」と、子供への願望を吐露した。

 だが「でもね、やっぱり脳動静脈奇形、てんかん、記憶障害、高次脳機能、これだけ沢山の難病や疾患を持って大切な子供の命を預かると、何かあった時に子供の将来を奥さん1人に任せてしまうことになるのでは?と考えて悩んでしまったり、そもそも子供に遺伝は無いのか?と沢山の不安が頭を過ってしまうんです」と、病気の遺伝を不安視。

 「実は難病と闘病していて、1番の辛さって完治は永久に無くならない事だと思っているんです」といい、「仮に僕の症状が落ち着いていたって、僕の家族(父母妹)や、将来の家族(妻子供)にも不安や遺伝はずっと爪痕が残される。2019年以降僕は、まるで見えない牢獄に捕えられている様な感覚に陥ります」と本音を明かした。

 「考えすぎだよ」「大丈夫だよ」という声もあるというが「でもその根拠はどこにも見えなくて。仮に自分が世界一の富豪でも、世界一のイケメンでも、どんなに優しくて、素敵な人間でも、何か大切な部分が消えてしまった気がして、あの日(2019)以来、自由が自分だけでは決められなくなってしまった気がしています」と思いを記した。

 間瀬は19年に10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていることを公表。手術後の容姿の変貌ぶりがインターネット上で話題となったこともあった。2004年にアイドルグループ「BLIZZARD(ブリザド)」のメーンボーカルとして芸能界デビューし、2006年のグループ解散後は俳優として活動を始め、映画にも出演。活躍のチャンスをつかんだ中、突然病に襲われた。

 病気の後遺症で脳出血を起こし、てんかんを発症したため、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を交付されたことを明かしている。

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