◇大相撲九州場所5日目(2024年11月14日 福岡国際センター)
西大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が逆転の小手投げで東前頭2枚目・若隆景(29=荒汐部屋)を破り全勝を守った。
立ち合いで左を差され、土俵際まで押され、右からの豪快な小手投げで若隆景をひっくり返した。「立ち合いが遅れた。前に出る意識はあったが、若隆景は低いし早いし、攻められたが落ち着いていたから」と逆転勝ちに苦笑い。
若隆景とは2023年1月以来1年10カ月ぶりの対戦。「わくわくしていた。前回負けていたからね」と23年1月の初場所13日目にすくい投げで敗れたリベンジに成功。この日で通算500回出場となった。「早かった」と意気軒昂に会場を後にした。