歌手の平井大(33)が14日、東京・国立代々木競技場第1体育館でライブを開催した。自身最多の21都市30公演で8万人を動員するツアーの一環。この日は1万人の前で代表曲「Slow&Easy」や新曲「僕がずっと欲しかったもの」など23曲を披露した。
「きょうは嫌なこと、憂鬱(ゆううつ)なことを忘れてゆっくり楽しんでください!」と呼びかけてライブがスタート。「そこの恥ずかしそうな人!」「みんなが盛り上がらないと帰っちゃうよ!」などと観客をあおりながらステージを作り上げた。
多くのラブソングを歌ってきただけに、この日は多くのカップルが来場。9月に結婚した新婚夫婦をステージに上げ、目の前で「Anniversary」を披露。「キス、キス、キス!」とあおり、照れながら口づけを交わす2人を祝福。客席は拍手に包まれた。
「Slow&Easy」を歌唱する際には子どもをステージに上げ、ウクレレを演奏する場面も。ライブ中も「カモーン!」「Love&Pease!」などと観客をあおりながらファンとの交流を楽しんだ様子。「すばらしいこの人生をみなさんとともに過ごせました」と感謝した。
なおライブでは、毎年恒例のビーチでのライブを来年に開催することを発表した。