◇26年W杯北中米大会アジア最終予選C組第5戦 オーストラリア0―0サウジアラビア(2024年11月14日 メルボルン)
勝ち点5で並ぶC組2位オーストラリアと3位サウジアラビアの直接対決は0―0の引き分けに終わった。
オーストラリアは前半12分にFWデュークが空中戦で相手GKと接触。一度はPKの笛が吹かれたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でファウルはペナルティーエリア外だったと判定された。FKは得点につながらず、ホームのオーストラリアは優位に試合を進めながらゴールを決められないままハーフタイムに突入した。
後半に入ってもオーストラリアは20分にデュークがシュートを放つなど相手ゴールに迫ったものの、守備に阻まれてゴールを挙げられないまま試合は進行。後半アディショナルタイムにはサウジアラビアがチャンスを得た。左サイドからのFKでDFガナムがペナルティーエリアの外からこぼれ球を蹴り込んだが、ゴール前にいた味方がオフサイドと判定されてノーゴール。終了間際にはオーストラリアのMFマクギーが放ったバイシクルシュートが枠を外れ、場内はため息に包まれた。結局、オーストラリアはシュート数で13―3と相手を圧倒しながら決定力不足で引き分けた。
オーストラリアは開幕2試合、サウジアラビアも同4試合で監督を交代。サウジアラビアのルナール監督にとっては復帰初戦となったが、ともに決め手を欠いて1勝3分け1敗で勝ち点6となった。