フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フィンランディア杯(15~17日、フィンランド・ヘルシンキ)の公式練習が行われ、女子は三原舞依(シスメックス)、松生理乃(中京大)、吉田陽菜(木下アカデミー)がリンクに立った。
一昨年のGPファイナル王者の三原は負傷からの完全復活へジャンプの着氷にも力強さが戻って来た。NHK杯での盟友・坂本花織の強さにも刺激を受けたと言い「最後のコレオシークエンスでダーっと出し切れるように」と、フリーのジャンプ構成、順番を変えたことを明らかにした。
第2戦のスケートカナダでSP10位から大逆転で準優勝の松生は帰国後に細かな修正に着手。「また大会に出れるのがうれしい」。本場カナダの観客から大喝采を浴びたシームレスな滑りの再現に期待がかかる。
同大会でジャンプミスがありながらも3位の吉田は「出来ることは全てやって来た」と話し、自信ものぞかせた。