サッカーのJ1川崎フロンターレのDF丸山祐市(35)とMF山本悠樹(27)が14日、川崎市の新作小学校を訪問して特別授業に参加した。同クラブが川崎市内の小学6年生を対象に製作、配布している「川崎フロンターレ算数ドリル」の実践学習で今回が16回目。リフティングの平均回数を求める授業で丸山と山本が児童への指導や実演を行った。
加入1年目の両選手や過去の所属クラブで小学校訪問の経験はあったというものの「一緒に給食を食べたり、サッカーをすることが多かった。こうやって一緒に勉強するのは初めて」と丸山。山本も「フロンターレが算数ドリルをつくってまで地域と密接に関係を築いているのは誇れること。サッカーだけでなく勉強につながってくるのは素晴らしい取り組み」と振り返った。
また、参加した児童たちは「体育と算数を一緒に学べた。選手は優しくて、しゃべって楽しかった」「あまり算数は好きじゃないけど、リフティングをやって少し好きになったかも」と満足げ。貴重な交流の機会に笑顔を見せていた。