◇男子ゴルフツアー ダンロップフェニックス第2日(2024年11月15日 宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71)
8位から出た松山英樹(32=LEXUS)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの65をマークし、通算10アンダーに伸ばし首位と4打差の2位に浮上した。
最終18番パー5で魅せた。ドライバーを振りちぎってフェアウエー左サイドへ。残り187ヤードから8Iでピン手前に2オン。4メートルのパットを沈めて会心のイーグルでホールアウト。「良かったと思う」と息をついた。
バーディー発進したが、2番でティーショットを林に入れてボギーを叩いた。しかしティーショットが乱れる場面があったものの、正確なアイアンショットでチャンスを量産。4番パー5はグリーン手前からピン側に寄せて、5番は2・5メートルにつけて連続バーディーで加速した。
後半も短いパー4の13番ではティーショットをグリーン側まで運んでアプローチを寄せて。14番で左ラフから50センチにつけてスコアを伸ばした。
石川遼、16歳のアマチュア松山茉生とのラウンドを振り返り「凄く楽しかった。今日は3人とも、そこそこのプレーはできたと思うので、凄く良いラウンドだったと思う」とうなずいた。
首位と4打差の2位で決勝ラウンドに進む。3日目は天候が心配される中「天気が持って明日プレーできることを期待したい」と笑いを誘ってから「昨日はできたことが今日はできなかったことがあるので、しっかり反省してできれば」と気を引き締めた。