お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(54)と博多大吉(53)が14日放送のBS朝日「家呑み華大」(木曜後10・00)に出演。若手が飲み会でやりがちな“ある行動”にお酒好きの先輩という立場からやんわりと苦言を呈した。
50代の2人がパジャマに着替え、あちこちに仕掛けられた固定カメラに囲まれながら楽しく“サシ飲みトーク”する同番組。そのなかで瓶の地ビールを飲んでいた時だった。
華丸が、底のほうに2、3センチの高さしか残っていない瓶ビールを先輩についで瓶を空けようとする後輩について「お前、どこばつぎようと?お前が処分せぇ、それは。新(しん)のやつ持って来い!俺は先輩ばい!なんでお前、ここを俺に渡そうとするとや!」と冗談めかしてトーク。
ぬるくなった瓶ビールの残りは後輩が飲み干し、新たに注文した冷え冷えのビールを先輩につぐのが“礼儀”だとお酒大好き人間の立場から物言いをつけた。
これには大吉も「分かるけど」と苦笑いまじりに同調。華丸は「(ビールは)冷やしてナンボ。ココはおいしくない。ココをつごうとする後輩、分かってない」と首をかしげた。
すると、大吉は「もっというと、生ビールが来て、最初に先輩の前に置くヤツね」と新たにネタを投入。華丸も思い当たる節があるようで「はい!」と同調して「(泡が)沈もうが!」と笑いながら付け加えた。
そして、大吉は「悪いけど、この子は出世しないなって私は心のなかで点数を入れております」とポツリ。
飲み会でジョッキに入った生ビールが運ばれてくる時は、最後に出てきた冷え冷えのビールを先輩に渡し、最初に出てきたものは後輩が飲みべきだとこちらも主張した。
「最後の最後に一番えらい人に生ビールは渡すべきなの」とサラリーマンでもこのルールは適用されるのでは?と示唆した大吉。華丸は「これはもう本当に伝えていかにゃいかん。いつか『あさイチ』で2時間、やってほしい。誰も分かっていない」と力説した。
もっとも、最初にテーブルに運ばれてきた生ビールを一番えらい人の前に置きがちな若手の思いも分からないではない2人。
「抵抗あるとは思うけどね、自分からいくっていうのは」(華丸)「自分で先に飲みよるのはおかしいよ。でも、ホントこれね。ちゃんと最初からできてる子とできてない子の差が激しいんよね」(大吉)「できてる子は多分言われたと思うよ、どっかで」(華丸)「俺もどっかで言われたな」(大吉)「俺が言ったんじゃないかなぁ~」(華丸)とトークは尽きなかった。