NBAレーカーズの八村塁(26)が日本バスケットボール協会(JBA)に苦言を呈し、大きな反響を呼んでいる。
本拠地ロサンゼルスで行われた13日のグリズリーズ戦後の公式会見で、代表の強化方針に対する厳しい指摘に加え、コーチ選定の不満にも言及。日本バスケ界の発展のために、忌憚(きたん)ない意見を発した。厳しい言葉の節々には「子供たちのため」「日本バスケを強くするため」とバスケ界の将来への思いをにじませた。
協会は15日、八村の苦言の対応に追われた。情報を精査した上で、代理人を含めた八村サイドに連絡を取ることを検討。スポンサーを含めたステークホルダーとの関係にも関わる問題だけに、慎重に対応していく方針だ。
また、八村は同日、自身のX(旧ツイッター)で、協会が利益優先主義であると指摘した内容や代表コーチの選定、指導方法について異議を唱えるなど自身の発言に賛同する一般ユーザーの投稿を立て続けにリポスト。今年8月以来となる投稿で異例の行動を見せ、自らの訴えを強調した。