9日に30歳を迎えた阪神・近本が、自宅の一室を強化への“秘密基地”化したことを明らかにした。「前腕を含めて、全部を鍛えることができる。自宅だから移動時間とかのムダもなくなるのがメリット」と自身のインスタグラムでも公開したのが、フィットネス業界で定評あるアメリカの「Precor」社製のトレーニング器具。下半身強化にも使用できるヘックスバー、体幹を鍛えるストレートバー、上半身強化のためのプレートなどを追加購入。自分のために100万円単位の投資をしたとみられている。
「中2日で上半身、下半身、体幹の3つを1セットにしてやっている」と目指すのは鉄人ボディーの完成。4年連続4回目のゴールデングラブにも輝き、来季は1軍登録日数145日で、最短7年での国内FA権取得の可能性もある。この日は甲子園球場の球団施設で阪神残留を決めた坂本とも接触。「内容は言えないけど参考にさせてもらいます。自分で決めることだし、僕も自分で決めたい。そのためにもケガしないこと、いい成績を残すことの両立が大事」と来季を見据えた。
（鈴木 光）