演歌歌手の丘みどり（40）が、9日放送のカンテレ「モモコのOH！ソレ！み～よ！」（土曜後1・59）に出演。交流のある芸能界の先輩について明かした。
丘の東京進出のきっかけになったのが「徳光和夫」だ。関西でテレビに出ている姿をたまたま見た徳光が、東京の番組に呼んだことで進出の足がかりになった。
丘は「私、東京で勝負したいんですけど、どうですか？」と徳光に聞くと、「みどりちゃんなら大丈夫だよ」と優しく太鼓判。「後押ししてもらったおかげで、東京に出ることができました」と感謝する。
紅白に初出場する際には喜んでくれたというが、徳光からは「すごく感動して泣きたい気持ちも分かるけど、テレビの前で絶対泣くな。涙なんて見せるな」とアドバイス。涙もろい徳光の顔を思い浮かべ、「徳光さんが言うんや、と思いました」と丘も苦笑いするしかなかった。
後日談として、番組に呼んだ理由を徳光に尋ねると「脚がきれいだからだよ」とキッパリ明言。モモコは「それだけで仕事くれるんやったら、いつも脚だしとったらいい」と冗談めかして笑う。
実は丘はデビュー当時はヘソ出しで、ミニスカートが売りの演歌歌手。「このときは本当に色んなお客様に怒られました」と振り返る。「インパクトが大事。ヘソ出しで覚えてもらおう」と事務所と話し合って勝負した方針だが、演歌ファンからは「演歌をそんな姿で歌うもんじゃない」と厳しく叱責されることもあったと懐かしがっていた。