パドレスのダルビッシュ有投手(38)が16日、自身のXを更新。ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の報道を巡り、球団の公式Xとファンが運用するXの違いを指摘した。
ダルビッシュはパドレスの情報を発信する米国のファンX「パドレス・ネーション」について「以前から勘違いをしている方がいますがこちらのアカウントはパドレスの公式アカウントではなくパドレスファンの方のものです。パドレス公式はこちら」と球団の公式Xに誘導するように投稿した。
佐々木の加入を期待する「パドレス・ネーション」は過去の投稿で、佐々木が着用するロッテのユニホームが破れてパドレスのユニホーム姿に変身する動画を投稿。この動画については敬意を欠いているなどの批判も出ていた。このファンXを球団の公式Xと勘違いするファンもいたため、ダルビッシュが当該投稿を引用して指摘する事態となっていた。
ダルビッシュの指摘を受けて「パドレス・ネーション」は当該投稿を削除。「佐々木朗希の投稿を削除しました。この投稿に悪意は全くありませんでした。この編集はクールだと思ったが、日本の文化とファンに対してどれほど失礼なことだったかは知りませんでした。私は日本のファンを含むすべての野球ファンに敬意を抱いています」「混乱された方にはお詫び申し上げます。これをより明確にするために、すぐにアカウントを変更します」と謝罪していた。
また、ダルビッシュが「プロフィール写真を変えた方がいいと思います」と指摘すると「変更しました。明確にしてくれてありがとうございます。悪意はありませんでした」と素直に従っていた。
ダルビッシュも「パドレス・ネーション」に敵意を抱いているわけでなく「このようなパーカー等を売っているファンの方です。自分も数週間前に購入しました」と「日本とサンディエゴ」との文字がプリントされたパーカーを着る自身の写真を投稿して説明。以前から親しみを抱き、私服を購入していたことも明かす神対応も行った。このダルビッシュの投稿に「ダルビッシュ有選手に私たちのアパレルを着てもらうなんて夢が叶いました」「日本の少年野球への寄付にご協力させていただきます」などと大感激した様子で、感謝の言葉をつづっていた。