ソフトバンクのイヒネ・イツア内野手(20)が16日、筑後ファーム施設での契約更改の同日のトリを務めた。来季高卒3年目を推定年俸800万円(金額は推定)でサインも自身の24年のプレーに納得いかず。口は終始、重たかった。
「自分の力のなさを痛感するシーズンでした。打撃、守備、いろいろです。根本的な実力不足ですね。はい」
ウエスタン・リーグに82試合に出場も打率・177、2本塁打含む19打点、13盗塁だった。走・攻・守での異次元の身体能力が前評判となり、誉高(愛知)から22年ドラフト1位入団も、1軍デビューはなし。2軍に定着も満足感はなかった。
「成長して、少しでもいい結果を残したい。レギュラーは全員が狙うもの。(他と)変わらないし、それだけですかね」。来春の自主トレの予定は、まだノープラン。高卒3年目の来季に向けて今オフは、自問自答の日々から始めるようだ。