演歌歌手の川中美幸(68)が16日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演。仲の良いお笑い芸人との交流を明かした。
パーソナリティーの「ナイツ」は川中のお笑いのセンスを絶賛し、塙宣之が「松本(人志)さんの穴は川中美幸さんが」と冗談めかして話すと、土屋伸之も「M-1の審査員?(山田)邦子さんの横に並ばなきゃいけない」とおどけてみせた。
川中は笑いながら「並んだら歌わなきゃいけない」と語ると、山田とは「CD出してるから。『明日は今日より』。お葬式でも歌わされましたからね」と親しい間柄であると話した。
「邦子ちゃんのお母さまがお亡くなりになって、あたし、お葬式に最後ですからごあいさつに行かせていただいたんで。あたし、自分の母のこと思い出してビービー泣いてたんです」と回顧。するといきなりカラオケが鳴り始め、山田が「母は元気に明るく送りたいんです。じゃあ美幸さんと一緒に『明日は今日より』」と歌い始めたとした。
川中は「あたし歌えるわけないじゃないですか」と苦笑したものの、「邦子さんはお母様さまを明るく送りたいっていう。またその気持ちに泣けて、歌どころではなかったです。この歌って本当に冠婚葬祭に合うんだなって」としみじみと話した。
塙宣之が「邦子さんに似てるっていうので」という理由で川中と山田と親しくなったとの話を振ると、川中は「邦ちゃんがデビュー当時、よくあたしに“美幸さんすいません、うちの親戚からお前演歌歌うのかってよく言われました”って」とぶっちゃけ。
「あの時は邦ちゃんも私も痩せててげっそりしてて、なんかあごのラインが似てたんですよ。あたしも他人のように思えなかった」と語り、「で邦子ちゃんが40周年を迎えるっていうことで、テイチクレコードさんから新曲をお出しになると。そのアルバムの中に4曲か5曲入ってたのかな。その中で1曲お手伝い願えませんかって言うことで。ああもうテイチクのためなら、邦ちゃんのためならって出したのがきっかけだったんです」と振り返った。
さらに山田は先日日本喜劇人協会の会長に就任したが、浅草の東洋館で行われた就任式には川中も出席して盛り上げたとした。