元阪神の鳥谷敬氏(43)が16日放送のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」(土曜前11・30)に出演。球界の上下関係の変化について言及した。
「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパンの才木浩人投手を取り上げた際、才木とは阪神時代にともにプレーしていた期間があったと説明。「(当時から)1軍で投げていたんですけど、本当に野球を楽しんでいる感じ。自分たちの時はグラウンドで楽しんでいるという感覚がなかった。楽しむ世代が入ってきたんだなという感じでした」と若い世代との感覚の違いを説明した。
「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広も侍ジャパンに選出された栗原陵矢(ソフトバンク)に取材した際の話を紹介。「とにかく若い、と。28歳の選手なんですけど、下の選手が多くて、ロッカーもバスの移動もずっとワイワイしゃべってるんですって。そういう経験があまりないからだいぶ若返ったな、と。先輩、後輩の差がほとんどないっておっしゃってました」とエピソードを紹介した。
これには鳥谷氏も「ほぼないですね」とうなずいた。中居から「鳥谷さんが現役だった頃は?」と問われると「凄い先輩、後輩(の関係)でしたね。年の差よりもありましたね」と話して周囲を笑わせた。
鳥谷氏は「今は強化試合も含めて全日本として集まる機会が多い。他のチームと交流が多い」と指摘。「自分たちの時はそれがないので、大学や高校の先輩にあいさつする以外はほぼしゃべる機会がない。そういう意味では野球のスタイルが変わってきた」と説明した。
中居から「入った時の上の方は誰だったんですか?」と問われると、「金本(知憲)さん、矢野(燿大)さん、下柳(剛)さんが一番年上で、その下が桧山(進次郎)さん、片岡(篤史)さん。そういうメンバーです」と渋い表情で説明した。