前中日の彦野利勝氏(60)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。相手チームの選手も同情してきた中日での“扱い”を明かした。
強肩の外野手として中日で965試合に出場。星野仙一監督の下でもプレーした。
彦野氏は星野氏から直接“厳しい”指導を受けたことがないという。
「僕の担当は島野さんだっので…」と、星野政権で名参謀だった島野育夫コーチが“厳しめ”の指導役だったと明かした。
ある年のヤクルト戦。二塁走者だった彦野氏は送りバントでスタートが遅れて三塁でアウトになってしまった。
すると三塁コーチャーだった島野氏がブチギレ。試合中にもかかわらず、その場で彦野氏に回し蹴りを浴びせたという。
驚いたのは三塁でアウトにした方のヤクルト・池山隆寛氏。相手チームにもかかわらず「大丈夫ですか?」と心配そうに声をかけてきた。
スタンドのファンも笑っていたが、高橋氏は「今なら全部アウト!」と、昭和の中日の日常に“ダメ出し”していた。