MLBネットワークの公式Xが16日、カブスの今永昇太投手(31)へのインタビュー動画を公開。今永が今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)を絶賛し、メジャーでの活躍に太鼓判を押した。
今永は司会者から佐々木について問われると「彼とはWBCでも一緒にやりましたし、同じチームではないですけど同じシーズンを過ごしてきた。160キロを投げられて、あれだけ落差が大きいフォークを投げられる選手は世界を見てもあまりいない。凄くいい成績を残すと思います」と絶賛した。
今永はメジャー1年目の今季、いずれもナ・リーグ3位の15勝(3敗)、防御率2.91の成績を残し、14日に今季活躍した選手をファンと専門家の投票で選ぶ「オールMLBチーム」の先発投手部門セカンドチームに選出された。2019年に新設された同賞の投手部門を受賞するのは、日本投手ではダルビッシュ有(当時カブス)、前田健太(当時ツインズ)、大谷翔平(当時エンゼルス)に次いで4人目となった。
佐々木は今季自己最多10勝(5敗)を挙げ、今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が決定した。一方で佐々木は、25歳未満のドラフト対象外の外国人選手はマイナー契約しか結べず、佐々木は契約金が制限され年俸も抑えられる。メジャー球団にとっては将来性のある右腕を格安で獲得できるメリットがあり、争奪戦となることが見込まれている。