歌手の森山直太朗(48)が15日に放送されたNHK Eテレ「眠れぬ夜は AIさんと」(金曜後10・30)に出演。顔面まひになった過去を明かした。
番組では30代女性からのメールを紹介。女性は「正直な気持ちや態度をうまく周りに表せない」ことが悩みで、家族にも気を使って接してしまうという。
森山は「僕も同じような感覚が凄いあって」と共感。
「舞台立ったりする時に、お客さんに“いいライブだった”って言ってもらいたいとか。すべての人に“いい”って言ってもらいたいっていうのが、もっと細分化されてあって。そしたら、自分が何なのか分かんなくなった時期があった」と告白した。
しかし、「判断基準が他人が“いい”って言ってくれたかになっちゃうと、自分が存在できてないかもしれないっていう強烈な危機感が…。僕はそれで、顔面まひとか、症状に出てきた」と回想。
それからは「可視化するようにしてる」と言い「結局、見えないものが怖い、人間って。それをあげつらって可視化していく。僕、ライブの前、必ずやってる。それをしていくと、自分の習性とか脳の思考の習慣が分かってくる。気になっていることなんだってことを知れば、あとは自分らしくいられる」と説明した。