プロボクシング統括団体のWBO(世界ボクシング機構)は15日付で、女子世界スーパーフライ級王者の昼田瑞希(28=三迫、6勝2KO)と同級1位カルラ・アジェレン・メリノ(25=アルゼンチン、15勝3KO2敗)に対し、対戦交渉を開始するように正式に指示した。
両陣営には15日以内に合意するように通達。期限以内に合意しなければ興行権は入札となる。WBO女子世界戦の最低入札額は2万5000ドル(約385万円)となっている。
コスプレ入場でも注目される昼田は22年12月の王座決定戦で谷山佳菜子(ワタナベ)に判定勝ちし、プロ4戦目でWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得。今年2月、パク・ジヒョン(韓国)に6回TKO勝ちして2度目の防衛に成功していた。現在放送中のTBSドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜日午後10時)にも出演し、女子ボクサー役を演じている。
メリノは21年7月から12連勝中。16日にアルゼンチン国内で10回戦を予定しているという。