フリーアナウンサー徳光和夫(83)が16日放送のパーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に出演。巨人の大物FA選手争奪戦への参戦に苦言を呈する場面があった。
ニュースの中で、巨人が大山悠輔内野手(29=阪神からFA)の獲得に乗り出すニュースを伝えた。
これに徳光アナは「巨人はソフトバンクの甲斐(拓也)捕手の獲得にも参戦するようなことを言ってるんですが」とした上で「ジャイアンツファンの本音として言わせていただくなら、今年、この戦力で勝ったわけですよね。今年はみんなそれぞれ力をつけてきた。もっともっと伸びしろがある選手たちが出てきたわけですから、その選手たちを育てて、その選手たちで来年も戦ってもらいたい、というのはファン心理としてはありますね」とFAでの大物選手の獲得を示す球団にファンとして苦言を呈した。
「ソフトバンクが人気を得ましたのはそこにありますから。とにかく3軍の選手も2軍の選手も自前の選手の育て上げて、それで見事に優勝し、勝ち進んでいるわけでありますから」とソフトバンクを引き合いに「それはもう根強いですよ、ソフトバングの人気は。球場に行きまして、本当に驚く。かつてのジャイアンツのような人気でしたね」と話した。
徳光アナは「ジャイアンツは今、あんまりいろいろなところから補強しますと、せっかく育ったなって選手が残念ながらそこで芽を摘まれてしまう。競争にはならなくなっちゃうところがある」と指摘。「高いお金を出して取ってきた選手は使わざるを得ないからね」とした。