タレント矢口真里(41)が、16日放送のTOKYO MX「サバンナ高橋の、サウナの神さま」(隔週土曜後6・00)にゲスト出演し、「モーニング娘。」時代のエピソードを語った。
幼少時から芸能界にあこがれ、タレントスクールに通いながら舞台やドラマのオーディションに挑戦。しかし、「全部落ちて」と高い壁に阻まれたといい、「いよいよ進路を考えなきゃなっていう時にモーニング娘。のオーディションに受かって」と説明した。
1998年にグループの2期メンバーとして加入。当時中学3年生で、高いレベルの志望校にも頑張って合格したばかりだったという。「でも、その春にモーニング娘。も合格したんです。合格しましたって言われた3日後くらいに、オリジナル期(1期メンバー)とジャケット撮影をしたんですよ。入りたてですぐに仕事するというのがあって、うちらもどうしたらいいか分からない」と、当時の困惑ぶりを明かした。
レコーディングは夜遅くまで続き、学業との両立も大変だったという。「とにかく単位を取るって思って、ギリギリまで。1時間だけ学校に行って、モーニング娘。のお仕事に行く生活を毎日繰り返していた。睡眠不足で目が回っていた状態だったので、誰かの説教を聞いていても、ボケっとしていた」。それでも「1年間はとにかく全力で行ってみようと。それでもダメだったら、2年目も無理だと思ったので」と、覚悟を決めたという。
結局、高校には通いきれず、卒業は叶わなかった。しかし、それからは逆に、芸能活動に絞ることができたという。「無謀だったかなというところもあるんですけど、まったく悔いはなかったですね。悔いのないところまで行って、あきらめるということをすると、意外とその時に出た力というのが次に持ち越されたりするので、そこからは一本でやらせてもらって」と明かしていた。