8人組アイドルグループ「JamsCollection」が16日、メンバーの一宮彩夏、大場結女、神楽胡音の3人がこの日をもってグループを脱退することを発表した。
同グループは今月12日にグループ初となる日本武道館での単独公演を行い、翌13日には「11/13『日本武道館公演開催記念』-翌日特典会-」の開催が決まっていたが、一宮と大場の2人が出演取りやめとなっていた。
この2人を巡っては、一宮と大場に加えて、別のグループのアイドル1人が同じファンと交際しているという内容の投稿が拡散されており、その男性が、仲間内でライブ会場の最前列を占拠するファンを意味する「最前管理」と呼ばれるファンのうちの1人だったため、SNS上で物議を醸していた。
この日、グループのXで「【重要なお知らせ】日頃よりJamsCollectionの応援をありがとうございます。現在取り沙汰されている問題とその対応につきまして、下記に内容をまとめております。応援していただく皆様にはこのようなご報告となりまして誠に申し訳ございません」として文書の画像を投稿した。
文書にはメンバーの一宮、大場、神楽が脱退することが記載されており「今回の判断につきましては本人、必要に応じて保護者様、弁護士との話し合いの場を設け、契約内容に沿った判断基準での結論となります」とし「ただし、保護の観点から具体的な内容については記載しかねる事柄もある旨、ご理解いただきますと幸いです」とした。
脱退理由について、一宮は「契約違反に該当する行為があり、本日付けでグループを脱退とさせていただきます」。大場は「現在取り沙汰されている状況や画像につきましてはグループ加入前のものであること、またグループ加入後もファンである関係性などの状況を把握していない時期のやり取りが記載されているものと、本人より説明を受けております。その状況下においても、今回のような事態になってしまった経緯や内容を踏まえて本人と協議していく中で、今後グループとしては活動を続けていく事での信頼回復が難しい旨と、本人よりグループ活動辞退の申し出があり、本日付けでグループを脱退させていただきます」。神楽は「今回の状況を精査していく中で契約違反に該当する事案が発覚したため、本日付けでグループを脱退とさせていただきます」としている。