◇阪神紅白戦 白組2ー1紅組(2024年11月16日 安芸)
阪神・門別が初回に大台を叩き出した。白組の先発を任されると、紅組の先頭・山田に投じた2球目が150キロを計測。小雨が降る中、安芸に駆けつけた阪神ファンからは、どよめきが起こった。
「(感覚が)良かったと思って(スピードガンを)見ていたら150キロが出ていたので、ちょっと(数字は)盛ってるかもしれないんですけど(笑い)。でも良かった」
自己最速151キロまであと1キロに迫る会心の1球で、状態の良さをうかがわせた。一方で、初回に先制点を献上したことはしっかりと反省。「1イニング目は失投。そういうのを極力なくしていけるように」。その言葉通り続く2回はしっかり修正し、3者凡退に退けた。
秋季キャンプではここまで8度ブルペン入りするなど、精力的な動きが目立つ。藤川監督からの直接指導も受けた今秋。「ここからまた(状態を)上げて沖縄キャンプインできるように、このオフしっかりやっていきたい」と来春を見据えた。