「ニューヨーク・ポスト紙」の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏が16日(日本時間17日)、ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手(26)について、ここまでブルージェイズとレッドソックスの両オーナーがソトとの面談を終えたと自身のXで伝えた。
ヘイマン氏は「少なくともブルージェイズとレッドソックスのオーナーはフアン・ソトに直接印象的なプレゼンテーションを行ったが、複数のチームオーナーはまだプレゼンテーションを行っておらず、今後数日中に行う予定だ」とつづった。
レッドソックスは14日にカリフォルニアで、ソトと代理人スコット・ボラス氏と3時間にわたる会談を行ったと伝えられた。レッドソックスはアレックス・コーラ監督、クレイグ・ブレスロー編成本部長、サム・ケネディ球団社長、トム・ワーナー会長とトップが顔をそろえたプレゼンに、ソトも感銘を受けたという。ブルージェイズとレッドソックス以外にはメッツと今季プレーしたヤンキースが契約に積極的な姿勢を見せているとされている。
今オフFA史上の目玉のソトは、26歳という若さから契約額の総額は5億ドル(約770億円)以上は確実とされ、大谷翔平が昨オフにドジャースと結んだ、北米プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(決定時約1015億円)の契約を上回るかどうかにも注目が集まっている。