歌手の松崎しげる(74)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。虚血性心疾患のため先月17日に他界した俳優の西田敏行さん(享年76)との思い出を語った。
この日は西田さん、22年に他界した俳優・志垣太郎さんと駆け出しの頃から「五人会」として時間を共にした松崎、俳優の柴俊夫、田中健がそろって登場。西田さんをしのんだ。
松崎は「亡くなった時のショックで、もう3日も4日も泣いてたけど、何か西田敏行っていう人を語ろうと思うと、楽しい思い出しか出て来なくて」と回顧。田中は「こないだ会ってて良かったね」と亡くなる2週間前に4人で食事をしたと明かした。
その際「まだガンガンいくぜ俺は、みたいな」と西田さんについて語ると、松崎は「あの時だって凄いパワーあったよ」と応じた。西田さんはトイレに行く時などは時間がかかり、壁に手をやり時間をかけて懸命歩に歩かなければならない状態だったが、「うん、頑張ろう頑張ろう」と前向きだったとした。
それでも席に戻ると「車椅子でもマツ、お前は歌う人だ。歌えるんだお前はよ。そういうやつなんだよ。俺もそうだ、俺も」などと励まされたと言い、松崎は「いやあ、勇気もらうよ」としみじみと話した。