放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が17日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。第二次石破内閣で、タレント出身の生稲晃子参院議員(56)が外務政務官、今井絵理子参院議員(41)が内閣府兼復興政務官に就任したことについて言及した。
政務官は大臣からの指示や要望に応じ、政策調査や情報収集などを行う重要ポスト。元おニャン子クラブの生稲氏は2022年初当選の1期目で、乳がんの闘病経験から、病気や女性への支援を訴えてきた。米大統領選でトランプ前大統領が返り咲きを決めるなど、国際情勢は不透明さを増すばかりで、これまで外交に関する活動はほとんどなく、ネットでは「適材適所の人事ではない」といった声も上がっている。
一方、今井氏は16年初当選で2期目。昨年7月、党女性局のメンバーと海外研修でフランスを訪れた際の写真を投稿し「公費で旅行」などと炎上したことは記憶に新しい。10月の衆議院解散時には、国会議事堂内と思われる場所で撮った笑顔のショットを公開。「タレント気取り」などと叩かれ“お騒がせ議員”のイメージが強い。
デーブ氏は「箔を付けるためだけに過ぎないんじゃないですか?ほかに議員いっぱいいる、スキャンダルない人だって。なんでこの2人?ってどうしても聞きたくなる」と疑問。
今井氏の海外研修の件にも触れ「パリには行きづらいところもあると思う」とイジッた。
この日、ゲスト出演した同局の政治部デスク・室井祐作氏は「女性議員が少ないっていうのが言われていた。どうしても女性議員を入れるとなると、今井さんのように2回目とか。質はともかく2回目入れなければいけないっていうそういう事情も実はある」と述べた。